その日は部下が風邪で休み、普段よりも少ない人数で仕事をこなしたので、ヘトヘトになっていました。

もう喋る気力も無いくらい疲れ果て、やっとの事で着替えた僕は、帰宅せずにパチンコ店へ向かったのです。

女の子がよく言う「甘い物は別腹!」を真似て、呆れる友人に「スロットは別体力!」なる屁理屈をこねては、疲れた体を引きずってパチンコ店へ向かいます。

パチスロを打ち始めると夢中になり、その後の予定をキャンセルする事もあります。

時には飲み会の約束をしていた友人に嘘をついてまで…。

数年前に付き合っていた彼女とは、パチスロを待ち合わせの時間を過ぎても打っていた事がきっかけで喧嘩になり、別れてしまいました。

パチンコ店で熱いイベントの告知があれば、仮病を使って会社を休んだりもしました。

「別腹」の正体は、実は脳の働きによるものだそうです。

充分な量の食事で満腹感を得てもなお、甘い物を見ると脳が「食べたい」という信号を送るそうです。

そして、僕が着替える事さえ苦痛に感じてしまうほど仕事で疲れ果てても、パチスロは打ててしまう「別体力」の正体も、実は「別腹」と同じく、脳の働きによるものだったのです。

告白します。

僕はギャンブル依存症かもしれません



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