■脳内の分泌物ドーパミン

世はまさにストレス社会。

会社では理不尽な量の仕事と人間関係に悩まされ、家に帰れば鬼嫁と姑の口論に耳を塞ぎ…。

このようなストレスを感じる状態が続いたとき、人はその苦痛から逃れたいという衝動にかられます。

そして、何らかの手段で一時的に日頃のストレスから開放され快楽を得た時、脳内ではある物質が分泌されています。

それがドーパミンなのです。

ドーパミンは精神と密接な関係があり、何か事を始める時など、やる気を起こさせるきっかけともなるもので、日常生活でも常に分泌される機会があり、人間が生きていく上でたいへん重要な役割を担っています。

さらにドーパミン分泌時には恍惚感を得られます。

人間が生きる上で重要な物質が恍惚感を伴って分泌されるのですから、分泌させる手段を覚えてしまえば、その行為に依存してしまうのはある意味「必然」と言えるでしょう。

■ギャンブルがもたらす恍惚感

ギャンブルは、ほとんどの場合が現金による投資になります。

したがって、その行為は自身にとってマイナスとなる状況からスタートするわけです。

依存してしまうギャンブルの中で最もポピュラーなのは、全国に点在する店舗の多さや、わずらわしい手続きをする必要もなく、お金さえあれば誰でも気軽に向かい合う事ができてしまうパチンコ・パチスロと言って間違いないでしょう。

現金を投資し、徐々にお金が減っていく過程で増幅する不安感は、当って玉もしくはコインの獲得によって結果的にお金が増えた時、恍惚感に変わります。

「お金が増えた」という打ち手にとって喜ばしい事象が脳に働きかけ、ドーパミンを分泌させるからです。

「サイト制作の動機」(★リンク:「サイト制作の動機」★)で述べた「ギャンブルは麻薬」という言葉の医学的根拠とは、実はギャンブルも麻薬も「ドーパミンを分泌させる」という、脳において全く同じ作用を引き起こすからなのです。

■恍惚感を求めて

会社や家庭で蓄積させたストレスを発散させる方法を、模索している人がいたとします。

その人がもし、何かのきっかけでパチンコを打つ事になったら…。

誰でも容易に自分の世界に浸れ、勝てば大きな恍惚感を得られるパチンコに依存していくのは、想像に難くありません。

実際、ギャンブル依存症になる人は、人間関係や家庭の事情に深刻な悩みを抱えている、またはすでに精神的に異常をきたしているといったケースが多いと言われています。

現代社会において、悩みのひとつやふたつは誰でも抱えているものです。

一時の恍惚感に包まれ、現実逃避をしたいと思う人も少なくないでしょう。

そう考えると、ギャンブル依存症は「誰でもなりうる病気」と言えます。



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