■WHOも認めるギャンブル依存症
まずギャンブル依存症の定義を管理人なりの言葉で表しますと、「特定のギャンブルに対する過剰な欲求や執着心を抑える事ができないため、それに対する代償をかえりみず、繰り返し行為に及んでしまう状態」と言えるでしょう。

このギャンブル依存症、WHO(世界保健機関)において「習慣および衝動の障害」という項目内で「病的賭博(Pathological Gambling)」という名の疾病として認められています。

つまりギャンブル依存症は、世界的に認められた、立派な病気なのです。

■ギャンブル依存症の判断基準

仮に借金をして行為に及んだとします。

「他人に害を及ぼす事なく、また自身も経済的に破滅する事なく計画的に返済できれば、それはコントロールできているから依存症ではない」という見方もあるかとは思いますが、「借金をしなければできない状況で行為に及んでしまうこと自体、コントロールできていない」という見方もできますので、病的か否かの判断は容易ではないでしょう。

WHOで定める基準では、依存する事によって自身もしくは周辺に害を及ぼすに至った段階で「病的」と判断されるようなニュアンスが含まれます。ちなみに、WHOにおけるギャンブル依存症を含む行動的依存の基準は、以下のようになります。

【WHOによる行動的依存の定義】
・あきらかな合理的動機を欠く
・患者自身および他の人々の利益を損なう
・行動の反復性
・統制できない衝動に関連付けられる

(※http://www.synapse.ne.jp/sein/T/T191.htmより抜粋)

しかし、これはあくまで管理人の個人的な見解ですが、その判断基準は一応の線引にすぎず、厳密に言えば「害を及ぼしてからが病的」というだけではなく、「病的になることで害を及ぼす」とも言えるのではないかと思います。

しかし、なにぶん脳内の分泌物が関与する病気ですから、他人の目には解りづらいという事もあり、実際に何かしらの損害があった時点で初めて「病的」と判断されるのは、いたしかたないところとも言えます。



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